ロンドンのカフェは夕方に閉まるが、すぐに座れる

フリーランサーにとって欠かせないのがカフェ(全員ではない)。
わたしは午前中は家で作業がしたいのですが、午後はカフェ派です。

ロンドンに住みはじめてからほぼ毎日、どこかしらのカフェで作業しています。

カフェ事情はかなり日本(というか東京)と異なります。
一長一短ですが、わたしはロンドンのほうが良いと思います。

ロンドンでは基本カフェで座れます。なので「お席を先にお取りください」などとは言われません。

繁華街でも、ショッピングセンターでも、土日でも、平日でも座れます。
東京ではどのカフェも満席で、カフェ難民になっていましたから、それとは大違いです。

しかし、夕方に閉まるカフェが多いです。17時とか18時には閉まってしまう。
夜まで開いているカフェもあるにはありますが少ないです。

個人経営のお店はもちろん、スターバックスをはじめPretやCostaといったイギリスのチェーン店でも、だいたい18時くらいに閉まります。

なら、イギリス人は夕方以降、どこで作業をするのか。
イギリス人に聞いたところ「作業しない」とのこと。

9時から5時まで働いて、その後は翌日まで働かない、らしいです。
カフェ店員でも18時とかにあがれるということですね。

それと比べると、夜の10時や11時までオープンしている日本のカフェ店員は大変ですね。
カフェ店員にかかわらず、日本人は深夜まで働いて、それでいて年収も低い——。
同じ都会でも東京とロンドンでは大違いですね。

また、夜まで開いているカフェも夕方には席の半分を閉鎖します。
G階と1階のカフェなら、1階に座っていると、17時になったら「G階に移動してください」と言われて追い出されます。

カフェが早く閉まるのは夜のカフェに需要がないからだといえるでしょう。
イギリス人は日本人ほどカフェで仕事も勉強も頑張らない。

かわりに仕事をせずにパブに行くのでしょう。
夕方以降、パブは人で溢れかえっています。

カフェの飲み物の値段は日本と同じくらいです。今は円安だから少し高いかも。

今、このブログを書いているCosta Coffeeというカフェは安めのチェーンです。
Sサイズのブラックコーヒーが2.80ポンドです。

トップの写真がそれなのですが、日本のMサイズくらいの量です。
わたしはカフェで長居をするので、お店への献金のような意味合いで、基本的にMサイズかLサイズを注文するのですが、イギリスに来てからは飲みきらないのでSサイズを注文するようになりました。残すともったいないかなって。

スターバックスやPretといった他のチェーンはもう少し高いです。
スタバはトールのブラックコーヒーが3.20ポンドで、Pretも同じくらい。
この3つのチェーンの中では、わたしはPretが一番お気に入りです。コーヒーのクオリティはスタバくらいなのですが、軽食が美味しいです。スタバの軽食がそれほど好きではないので。

Costaは日本でいうところのドトールコーヒーのような位置づけだと思いますが、席が広くてソファ席もあってとっても居心地がいい。

閉店が早いこと以外、カフェ事情はロンドンに軍配が上がります。

しかし、閉店が早いことにも慣れつつあります。

イギリスには、日本のように安いファミレスや定食屋さんが少ないので、自炊かテイクアウトが基本。よって、早めに家に帰ってご飯です。

また、幸いにもこちらで出会った日本人の方や、数少ないイギリス人の知人が食事に誘ってくれます。
テニスにも誘ってくれます。その後はパブでディナーです。

食事やアクティビティに誘うのが、イギリス人の仕事が終わった後のプライベートの基本なのかもです。

美味しい和食が食べられないことと、物価が高いこと以外、ロンドンでの生活は気に入っています。

コメント

  1. 席があるのは良いですね。今私は池袋のスタバによく行きますが、満席の事がよくあります。ロンドン滞在時はパブにはよく行きましたが、あまりカフェに行った記憶がありません。りなさんはカフェでお仕事されて、気が散りませんか?きっと慣れがあるのでしょう。余り今詰めないように、リラックスしてお過ごし下さい。ブログ拝見。ありがとうございます。