災難だらけのオランダ旅行

現在、アムステルダムのスキポール空港でブログを書いています。
ロンドンを出発したのが月曜日で、今日は土曜です。合計で5泊しました。

オランダに来たのは2回目です。
今回の旅行は災難続きでした。相当に疲れています。

災難①
行きのロンドン→アムステルダムのフライトがキャンセルになりました。

キャンセルの理由は、イギリスの航空管制システムに問題が生じたからで、271便がキャンセルされたようです。かなり大々的なニュースになっていました。しっかりしてほしい…

こういう事態が起こったとき、どのような序列で発着便が選ばれるのかわかりませんが、今回の旅行は、急遽決定したものだったためLCCを利用しました。普段は、日本国内の移動でないかぎり、大手航空会社を使います。

LCCは序列が低いようで、ほとんどが欠航になってしまっていました。

そこで、急遽、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の便を予約し直しました。
BAはそこそこ発着できているようでした。

同じロンドン→アムステルダムでも、LCCの他にもKLM等は欠航になっていたため、イギリスの空港ではBAは優遇されているのかもしれません。

災難②
アムステルダム→ロンドンの便がキャンセルされる。

昨日の夜の便でロンドンに戻る予定でしたが、なぜかフライトがキャンセルになりました。
他の便は発着しているため、天候が原因ではないはず。

チェックインカウンターの人に代わりのフライトがあるかと聞いても、「私たちはお手伝いすることができません。自分でウェブサイトで確認してください」と言われるだけ。けっこう酷い。

幸い、スキポール空港のWi-Fiは非常に良いため(羽田の比ではない)、すぐにネットにアクセスはできました。(というか、わたしのSIMカードはEU圏対応なので、WIFIなくてもOKではある)が、次に振替できるのは翌日の夜の便だけ。同じ航空会社の便ではなくBAの便に振り替えでした。

仕方がないので、その便に振り替えます。
某LCCの往復便を予約していたというのに、往復ともBAを利用することになりました。

LCCとはいえど、ホテルは用意してもらえました。
マリオット系列のホテルで、大きなバスタブ付きだったのが救い。

このあたり、ヨーロッパの航空関係の法律はきっちり整備されています。
日本の格安航空会社だったら、空港でほったらかしにされるらしいので。

EU圏では、フライトがキャンセルされたり遅延したりしたら、条件に応じて補償金を受け取ることができる場合もあると定められているため、とりあえず申請しておきました。

Flight distanceDeparture and arrival timesCompensation
Less than 1,500kmDeparture – at least 1 hour earlier than booked flight£110
Less than 1,500kmArrival – up to 2 hours later than booked flight£110
Less than 1,500kmArrival – at least 2 hours later than booked flight£220
1,500km to 3,500kmDeparture – at least 1 hour earlier than booked flight£175
https://www.citizensadvice.org.uk/consumer/holiday-cancellations-and-compensation/if-your-flights-delayed-or-cancelled/より

災難③
ロンドンで鉄道のストライキが起きている。

昨日と今日はストライキが起きていて、電車の本数がかなり少なくなっているようです。
夜の便なので、おそらく電車がない可能性が高い。朝まで待つか、タクシーを拾うか、かなり迂回して帰宅するか….

わたしが到着予定なのはガトウィック空港なのですが、タクシーはやばい金額になるため選択外。

ロンドンNo.1シェアのCityMapperというルート検索アプリは、ガトウィック空港→ヒースロー空港→ピカデリーライン(深夜も運航している地下鉄)という迂回ルートをsuggestしてきました。2時間以上かかるルートです。最寄りがNight Tubeが発着する駅であるのは救い…

果たして、朝日が再度顔を出す前に帰宅することができるか…

という感じで、災難続き、今後も災難が続きそうなのですが、結論として、
① LCCを利用するならば、旅程が変わることを覚悟すべし
② LCCを利用するならば、旅行保険に加入しておくべし(ただし、保険加入するならLCCを利用する意味は…?)
③ イギリスでは週末に発着のフライトには乗るべからず
④ かつ昼に到着する便に乗るべし
⑤ ただし、お金ですべては解決できる(e.g. 別の便を再予約したり、ストライキが起きたらタクシー拾えばいい)

まあ、こんな感じで、イギリスの洗礼を受けているのですが、オランダ旅行は充実していました。

宿泊はアムステルダムだったのですが、ロッテルダムやハーグにも行け、風車も見れて、『夜警』も見れた(そもそもアムステルダムに夜警があるとは知らなかったし、レンブラントのファンでもないけれど)。

ハーグにはもう一回行きたいです。ビーチが綺麗でした。
モダンな感じで、観光地でもなく、アムステルダムのように風紀が乱れておらず、住みやすそうです。真珠の耳飾りの少女も見逃したし(といいつつ、フェルメールのファンでもないけれど)、もう一回来てもいいかな。

とりあえず、YouTubeに旅行の様子はアップしますので、少々お待ちを…

追記

恐れていたとおり、ストライキで電車は皆無。かろうじてバスがあったものの、満員で断念。
次のバスが1時間後にあったため、そちらを予約して、乗れました。

が、バスがなぜかヒースロー空港のT2に止まらなくて、そのまま通過…
そして、今、わたしはどこにいるかというと、オックスフォードです。

そう、ヒースロー空港経由のオックスフォード行きのバスに乗ったのだ。

ヒースロー空港のT5には止まったんですよ。でも、誰一人降りない。そして、深夜バスの降り方がわからなかったので、その次のT2でみんな降りるんだろうなと思っていたら、止まらないし、バスの乗客のほとんどがオックスフォード方面だったようで…

午前3時半くらいにオックスフォードに着きました。
土曜の夜ということで、酔った学生が多数たむろしていました。少し絡まれたけど、たぶんいい人だったはず。フレンドリーでした。ロンドンへの帰り方を教えてくれました。

そして、カフェやバーもひとつも開いていないので、WESTGATEというショッピングセンターのベンチに腰掛けてブログを書いています。

何という災難だ。。。

だけど、オックスフォードは絶対に訪れたい街だったので、開き直って観光することにします。
ロンドンへのアクセスは良いようなので。

6時にマクドナルドが開店するようなので移動します。あと15分。ちょっと寒い。
少しマックで時間を潰して(YouTubeの編集でもしよかな)、観光開始しよっと!

コメント

  1. ブログ拝見しました。本当に災難続きで大変でしたね!以前私もロンドンからフランクフルトに行く便が大雪により、欠航し、半日遅れた事がありました。飛行機の欠航は実に厄介ですね!日本での欠航には遭遇してないのが救いです。りなさんは避寒でスペインや南仏に行くかもとブログに記してましたが、今回の様な事起き無い様に祈念します。