イギリスで手に入りにくいもののひとつに、ハンドドリップ用のコーヒードリッパーとフィルターペーパーがあります。
日本ではどこでも売っていますし、百均にもありますね。
こういうのです。
イギリスでは、まずスーパーには売っていません。
大きめのスーパーにはフィルターペーパーが売っていますが、ドリッパー本体はありません。ホームセンターにもいくつか行ってみたのですが、なかったです。どれだけレアなのだろう….
イギリスでもアマゾンにはあるのですが、9ポンドくらいするし、フィルターペーパーも日本より高価かつ近所のスーパーには売っていないので、買うのを渋っています。
では、こっちでは何が主流かというとコーヒープレスです。こういうの。
これ、わたしは日本では見たことがなかったのですが、こっちではキッチン用品を取り扱っているお店では大概お目にかかります。
2週間くらい前に安めのものを見つけて買っていたのですが、粉状にミルされたコーヒーを見つけられず、昨日大きめのスーパーにいってやっと見つけたので、今朝はじめて使用してみました。
いままで、インスタントコーヒーで我慢していたので、わくわく!
使い方は、容器に粉コーヒーを入れて、お湯をいれて、数分待って、それから取っ手の部分を下へ押さえて、カップにつぐだけ。ハンドドリップよりも時間がかかります。
コーヒープレスで淹れたコーヒーのお味は、ハンドドリップよりも濃かったです。
濃いコーヒーが好きなので、味はわたし好み。
ただ、起きて即コーヒーを飲みたい派なので、コーヒーを淹れる時間がかかるのは残念。
そして、洗う手間も多い。ハンドドリップなら、フィルター紙を捨てて、ドリッパーを少しゆすげばオーケーなので。ハンドドリップならば、コーヒーカップにそのままドリップできるので、洗い物の量もすくなくなります。
結論、味はコーヒープレスに軍配が上がる。
便利さ、手軽さでいえば、ハンドドリッパーです。
経済的には、フィルターペーパーを買う必要がないので、コーヒープレスがいいかもしれません。
日本に住んでいたときは、フィルターペーパーを買い忘れて、「今朝はコーヒーが飲めない!」なんてことよくありましたが、そのようなこともありません (1年分くらいまとめて買っておけばよかったのだよね)。
でも、わたしは面倒くさがり屋なので、高いですが、コーヒードリッパーを買うことにします…
コーヒープレスは、特別に濃いコーヒーが飲みたくなったとき用、そしてフィルターペーパーを買い忘れたイマージェンシー用にすることにします。
ああ、貯金が溶けていく…
コメント
てっきりネルドリップなのかと思っていました、もしくはサイフォン、不便もまた味わいですよね
サイフォンはかなり不便そうですよね。サイフォンコーヒー好きですが!