ロンドンではカフェで堂々とスマホを盗まれます

ついに我が身に起きました。

昨日のブログで紹介したPret。SOHO近くのPretでPC作業をしていました。イギリス人の友人Y氏とご飯を食べる予定があったので、それまで時間を潰していました。

待ち合わせの時間が近づき、移動する準備をしていたそのとき。

カフェの一番奥の席に座っていたわたしのほうへ、50代前半くらいの見た目の男性が近づいてきました。

そして、わたしの席のテーブルに新聞を持ったまま手をつきました。

正確な言葉は覚えていないのだけれど「お金を恵んでくれ」的なことを言われました。身だしなみは物乞いとしては小ぎれいな方。

そこで、ふと頭をよぎった、レストランでスマホを盗まれたという知人の話。

ソファ席にスマホを置いていたら、その上に洋服などを置かれ、その下からスマホを盗まれるとのこと。これが常套手段らしいです。

待て、この新聞紙の下に、わたしはiPhoneを置いていなかったか。

ここまでの思考を4秒くらいで行いました。そして、テーブルに置かれている新聞紙をひっくり返しました。すると、案の定、そこにはわたしのiPhoneが。

iPhoneをさっと握りしめたら、その男性は慌てて去っていきました。

わたしのiPhoneは盗まれずに済みました。めでたしめでたし。

ほっと一安心していると、隣の席の女性が「よかったね」的な表情とジェスチャーをしてきました。

危ない。まじで危ない。ロンドン、民度低い。治安悪い。

スマホを盗まれたという話は本当にあるあるです。3人くらいから体験談を聞いています。最近、PCと車のキーと運転免許証が入ったバッグを盗まれた友人もいます。

ロンドンではあまりにもありふれたストーリーなので、他人事として聞いていましたが、これでわたしも目が覚めました。わたしは慎重派なので、日本人の標準的観光客以上には気をつけている方だとは思うけれど、もうイギリスに住みはじめて3ヶ月だし、少々気が緩んでいました。

わたしは常にiPhone、MacBook Pro、iPad Air、小型カメラを持ち歩いています。たぶん、総額60万くらいにはなります。本当に気をつけよう。

Y氏とは、インド料理を食べました。左がバターチキンカレー、右がラム肉のカレー。辛くなくて、とっても美味しかった。肉もたっぷり。チーズナンもあったのでニコニコ。

でも2人で割り勘して65ポンドずつです。1万円以上のディナーです。わああ。東京だったら、どんな高級インディアンレストランなんだって感じですが、まあWe’re not in Tokyo anymoreってやつですかね。盗難も含め。