イギリスで「趣味はテニス」だと言うと、「自分もテニスが好きだ。今度一緒にしようよ」という人にそこそこ出会います。
でも、実際は、人生に5回未満のテニス経験値で、ジョコビッチとフェデラーを知っていて、ウィンブルドンの決勝を見るだけ、という人がほとんどの印象です。
そこで、最近は「Where do you get your racquet restrung?」と尋ねるようになりました。どこでガット張り替えているの、ていう意味です。
この質問にすぐに答えられたら、本当のテニス好きの可能性が大だと思います。
テニスをしに行って、コートで実は相手が初心者だった、と判明すると、お互いテニスは楽しめません。わたしはテニスがそれほど上手くないので、相手に教えることはできないし、ラリーが続かないだろうし、ルールやマナーを知らない場合も多いため、わたしも楽しめないし。
相手がテニス初心者でも気が合えば友達にはなるかもしれませんが、その場合は一緒にテニスをするのではなく、お茶の方がいいです。
ちなみに、この質問は実際にその答えが知りたかったりもします。
イギリスに来る前にガットを張り替えてきたのですが、そろそろ4ヶ月になるので、張り替えなきゃなと思っているところです。
イギリスには2本ラケットを持ってきました。1本はナチュラルを張っていて、もう1本は横ナチュです。つまり、横がナチュラル、縦がポリ。
テニススクールのコーチにおすすめされるがままナチュラルを張っていたのですが、雨が多いかつ屋外がメインのイギリスでは、ナチュラルはすぐにダメになりそうなので、ナイロンにしようかなと検討中です。
ナチュラルは本当の動物の腸、つまり文字通り「ガット」が原材料なので、水分が大敵、そして高価なのです。日本でも4000円とかしたから、イギリスだとどんな高値になるのだろう……(ぶるぶる)。
だから、安くて、(たぶん)雨に強いナイロンのストリングに変えようかなと検討しているのだけれど、どのくらいのテンションで張ればいいのかわからない……。
そういえば、昨日、Instagramでナダルが「トーナメントに復帰する」と話しているビデオを投稿していました。やったあ! クレーシーズンのナダルをヨーロッパで見れるかもしれない! 貯金しなきゃ。
でも、クリスマスも近く、出費が嵩みそうです。ロンドンの街並みはクリスマスに染まっています。
コメント
なるほど、そのように質問すれば、相手のレベルわかりますね!英米人に対しては非常に有効なやり方だと思います。できないのにできると容易く言う英米人は良くいるので、良い手だと思います。りなさん、いつも興味深いブログ、ありがとうございます。