日本語の「あきらめる」という言葉には、基本的にネガティブ、悲観的な語感がつきまといます。
しかし、英語のgive upはニュートラルな表現です。
地下鉄の優先席には「Please give up this seat」と書かれています。「席をお譲りください」の「譲る」がgive upです。
give up cigaretteだったら「禁煙する」です。
英語のgive upは「やめる」という意味で使われることが多いので、上記のようなポジティブな意味で使われることもあります。give upという言葉自体は、日本語の「あきらめる」とは異なり、ニュートラルなものだと思います。
give upに似た言葉として、letもありますね。let it goとかlet it beとか歌の歌詞に出てきそうな「let」です。
letは、何か動いている物に対して、追うのをやめる、または保持しておくのをやめるというニュアンスです。
夢はlet it goできますが、タバコはそう簡単にlet it goできない。なぜならば、タバコへの依存は自ら去ってはくれないからです。禁煙するには自らの意志が必要です。
優先席に座っている場合でも、自然にlet it goできないですね。優先席が必要な人のために席を譲るという意志と行動が必要です。
なので、わたしは自分で決断して断ち切るという主体性のある場合がgive up、去る者追わずのスタンスがletだと思っています。
give upすることもそんなに悪くないですよ、という内容の動画をYouTubeに挙げたので、言葉についての話題を書いてみました。
コメント
りなさんの動画拝見して、実に寂しげで、落ち込んでないか?心配しました。異国で単身生活する自分の娘を思う心情です。でも実際、りなさんは、より強い方だと知りました。聡明で強い個性をお持ちだと思い、安心しました。強いりなさんさすがです。自分はアメリカ留学時、何度か落ち込みました。特に最初の交換留学時は自分一人で心細い時が多々ありました。それに比べ、りなさんは聡明で明るく強いです。引き続きブログ興味深く拝見します。ありがとうございました。
りなさんの別ブログで、AI革命の進行で大学院の志望先変更が良さそうと記事があり、進学延期が良かったとあり、安心しました。またポンド安になる可能性もあります。じっくり考え、進学なされば、宜しいですね!一旦give upしても、再度チャレンジすれば宜しいですね。りなさん、いつも応援しております。御健やかにお過ごし下さい。