3年あったら人生が変えられる

今日は、明け方4時くらいに目が覚めました。昨日の夜、寒くてヒーターを付けていたのですが、消し忘れて寝てしまい、さすがに冬向けに作られているイギリスの住宅では暑くなりすぎて目が覚めたというわけです。一応夏だし。

わたしは、一度目が覚めてしまうと二度寝ができないのですが、今日は二度寝ができました。少し疲れていたのかも。そして、8時頃に目が覚めて、そのままベッドの中で日本のAmazonでKindle本を3冊購入。前回購入してから、まだ一冊も読み終わっていないのだけれど。

2冊は養老孟司の本で、1冊は森博嗣と土屋賢二の対談本。3冊ともAmazonポイントが50%還元されるセール品で、どれも死ぬまでに一度は読むはずなので、安く買える時に買っておくことにしたというわけです。

森博嗣と養老孟司はどちらも好きな作家なのですが、わたしよりもずっと年上なので、わたしが平均寿命を全うするとしたとしたら、彼らの著作をすべて読む時間はあるはずです。なので、長い目でみれば節約ということになります。

しかし、こういう形でなければ、わたしは節約しようとは思いません。節約するということは多かれ少なかれ生活の質を落とすということだし、そうでなければ時間を浪費するということです。

また、節約しないことは、贅沢をすることでもありません。「節約する」の反対は「節約しない」。「贅沢する」ではありません。「女」の反対は「男」ではないのと同じ。「女」の反対は「女でない」です。

節約する目的はお金を貯めることなのだから、お金を節約することに労力をかけるより、長い目で稼げるようなことに時間を利用したほうがいいと考えるタイプです。節約のために料理を作るよりも、少々、テイクアウトや外食をして、空いた時間に勉強する。このほうが、長い目でみればお金を貯められます。勉強は最も確実な投資です。

そう、東京に住んでいる友達が司法試験が終わったとのことでした。彼は非常に優秀なので、たぶん受かっているだろうということでしたが、ロースクールの単位を取れるかのほうが心配だということ。彼は東大のロースクールで学んでいるのですが、「ロースクール選びを間違った」と冗談を言っていました。しかし、実際、ロースクールを卒業しなければ弁護士になれない。そして、東大のロースクールを卒業するのは大変で、その他のロースクールは、東大に比べれば卒業するのが簡単なようです。システムに非合理性を感じるのは、わたしだけでしょうか。

彼は同い年です。それか一個上。あまり覚えていません。2年前に仕事を辞めて、ロースクールに通いはじめ、弁護士になるために勉強していました。すごいなあ。本当にすごい。尊敬。やはり勉強は最も確実な投資ですね。

彼は大学は経済学専攻でした。なので、法律の勉強は、ロースクールの2年間です。もともと法律には興味があったようだったし、ロースクールの院試のために多少なりとも勉強していたはずなので、3年あったら人生が変えられるということです。まだ、司法試験の結果は出ていないけれど。

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それから、4時くらいまで家でPC作業をして、その後はNorth Greenwichに出かけました。

ここには、The O2という円形の複合施設があります。The O2のメインはO2アリーナです。コンサートやスポーツのイベントが行われます。The O2の外縁部は、アウトレットモールやフードコートになっています。

また、近くにはケーブルカーもあります。乗ったことはありませんが、いつか乗ろうと思っています。今日は天気が良かったので、ロンドンの綺麗な景色が見えただろうけれど。

このエリアは都市開発がなされています。どこもかしこも建設中。でも、綺麗でモダンで商業施設が揃っていて住みやすそうです。海浜幕張のような雰囲気です。趣に欠けるかもしれないけれど、住むには良い場所だと思います。

それから、買った対談本のほうの最初の部分を少し読んでみると、ミステリー作家の森博嗣は詐欺師にもなれるのではないか、などということが話題に上がっていました。昨日のブログで、詐欺師とミステリー作家は同じような職業だと書いたばかりですが、なんというデジャブ。ここがマトリックスの世界だったらバグが発生したということですね。