今日は、まず新作商品の写真撮り。近日中に売り出します。
天気が良かったから、遠出したかったのだけれど、新作商品の写真撮影をしていると楽しくなってしまって、気づいたときには、もう16時。なので、近場のStratfordに予定変更。
とあるお店のレジに並んでいると、わたしの前に並んでいた老齢に近い男性に話しかけられました。
男性「中国人ですか?」
Lina「いいえ」
男性「フィリピン人?」
Lina「いいえ」
男性「フィリピン人でしょう、わかるよ」
Lina「違います」
男性「フィリピン人に決まっている」
というやり取りが永遠に続きました。そして、わたしのお会計が終わったら、今度はわたしの後を追いかけてくる。面倒くさくなったので、「日本人です」と言っても、さらに「そうか、日本か、日本語でhelloは〜」という感じに話を続け、わたしのあとをつけてくる。早足であるいても、足並みを揃えてくる。
最終的には、大きめの人混みに無理矢理紛れて、追って来れないように仕向けて、逃げるように去りました。
たぶん、悪い人ではなかったでしょう。単純にフレンドリーだっただけであるはず。ロンドンではまあまあ知らない人に話しかけられることがあって、相手の感じがよい人であったら、知人程度になることもあります。友達は難しい。テニスコートで会ったならともかく、ランダムな場で出会って、友人にまで発展したことはまだありません。
しかし、ランダムな場で出会うことにはメリットもあって、自分のコミュニティ外の人と知り合えることです。逆に、コミュニティ外の人と知り合うのは、ランダムな場でしかないとも思います。友人の友人と会う、というのも、コミュニティが繋がっているので、完全にコミュニティ外とはいえない。結局、友人に類した友人の友人に会うことになります。なので、わたしは「この人は金品を狙っていそうだな」という場合を除けば、strangerに話しかけられても、少しは会話をします。
でも、今回は少々、面倒くさいと思ってしまった。これはコミュニケーションの問題ですね。
最初に、「中国人?」と聞いたり、「フィリピンでしょ」と言い張ったり。単純にWhere are you from? とイエス・ノーで答えられない形で聞いてもらいたかった。そしたら、わたしは「日本人です」と言って、それからは普通の会話ができたはずです。
そのあと、やはり天気が良かったので、ぽかぽか陽気を楽しみたくて、公園に行きました。公園のベンチで読書をしていると、ベンチの反対側に男性が座りました。そして、話しかけてきました。
男性「(訛りのある英語で)Where are you from?」
Lina「日本です(もちろん英語)。Where are you from?」
男性「ブラジル」
それから1時間は話をしていました。英語は聞き取りづらかったけれど、相手の感じがよかったし、わたしはブラジル人には1人しか友人がいないので、ブラジルについて色々質問してみました。
その人はブラジルの田舎で生まれ育ったこと、サンパウロがブラジル最大の都市であること、そしてロンドンよりずっと大きいこと、ブラジルでは白人が人口の半分を占めていること、ブラジル南部の人口のほとんどが白人で裕福層が集まっていること、そのエリアではバーのお酒の価格がロンドンと同じであること、ブラジルではカトリックが主流であること、などなど学べました。聞いたことをそのまま書いているので、本当かはわかりませんが。
知らない人とこういう会話ができるのがロンドンの楽しいところですね。にしても、コミュニケーション能力(言語力も含め)は大切。
コメント
ブログ拝見しました。りなさんは話し易い感じなので、話しかけられるのだと思います。私は四年の滞英中、見知らぬ人から、声掛けされたのは数回のみです。家の近所では、軽く挨拶する程度でした。りなさんは優しい性格が表に出てて話しかけられるのだと思います。ただ中には良からぬ輩もいるので、ご注意くださいませ。ところでさしも草新商品どの様にすれば、見れるのですか?一度拝見出来ればと思います。楽しいブログいつもありがとうございます。興味深く拝見させて頂きました。ごきげんよう。