今朝、新しいYouTube動画の原稿を考えていたのですが、かき上げた文書は約6000字。映像も加えるので、250〜300文字が1分の尺になります。ということは20分もの動画になってしまいます。動画にするなら長いなあ。
わたしは絶対的に長編向きです。学生の時には小説の新人賞に応募していましたが、短編小説を書こうとして、いつも枚数オーバーになって投稿できないということがありました。そして、長編小説を書こうとすると、さらに枚数オーバーになります。
長編小説の新人賞の応募原稿の上限枚数は500枚のところが多いです。でも、わたしの場合、序盤で200枚とかになってしまって、「ああ、これはもう応募できないな」と思ったことは二度や三度ではありません。頭の中の構想段階では500枚なんですが、書き始めてみると、思考の海が広がり、どんどん海が深くなり、500枚では収まらなくなります。
そのため、情景描写を削ったり、会話を少なくしたり、改行を工夫したりして枚数内に収めようとするのだけれど、そしたら今度はストーリーが上手く成立しなかったり、文章のエッセンス的なもの(?)をないがしろにしなければならなくなる。どうしようかと思っているうちに締め切りが迫り、とりあえず投稿するも落選。そんな苦い経験があります。
初稿を執筆する時間よりも、それを推敲して、規定枚数に合わせるのに時間がかかっていました。これは非常にむなしい作業。
小説を投稿していた時に新人賞を徹底的に調べたのですが、わたしが応募できるジャンルでは最も長いところで原稿用紙換算で500枚。ミステリーとかではもう少し長いところもありますが。
といっても、500枚がどのくらいの長さ・文字数なのか、わかりませんよね。わたしもいまだによくわかりません。
以下、きっちり500枚で投稿した作品の文字カウントです。
今日は、6000字を書いたので、単純計算で168,000字÷6000字で28日あれば、わたしは1冊の小説を書けるということです。しかも、6000字書くのに3時間もかかっていないはず。
こういうことを鑑みると、ちょっと本腰入れて、また小説を書こうかなと思ってみたり。20代前半の頃よりも、脳は発達しているでしょうし、まともなものが書けるようになっているのではないでしょうか。
前頭前野の成熟は、個人差があるものの、通常20代中盤から後半にかけて完了すると考えられています。前頭前野の機能の一つは言葉の選択や文法の使用など、言語に関連しています。
まあ前頭前野が発達すると、社会性が身につくので(だから20代前半までは無謀なことをしがちになる)、同時に創造性や独創性が失われるのかもしれませんが。科学でも歴史的な大きな発見は30歳くらいまでになされています。
ダーウィンは遅いですが、世界一周の航海をして、データを集め、データを分析して、進化論を導いて、でも宗教的に発表するのも躊躇していたので、ちょっとした例外ですね。あとは、発育に時間のかかるエンドウの実験をしないといけなかったメンデルも遺伝の法則を発表したのは40歳くらいです。
でも、基本的に、素晴らしい発見は若年層が行っている。たぶん、30歳前後は前頭前野が成熟し、かつそれなりのデータも蓄積されてきており、さらにまだ独創性を失わないで自由な発想もできる。脳の機能の絶頂期なのかもしれません。
コメント
ブログ拝見しました。同意です。私は29歳の時、アメリカ大学院留学し、31歳で
卒業、帰国しました。あの大学院課程を通過する力は30歳の高い能力にあったと思います。今のりなさんが丁度そのステージなのですね!人生は一度です。小説家デビューされたら如何でしょうか?私が観たところ、りなさんは文章力あります。筋は確かです。後は修行です。円高で生活にも余裕でき、修行されたら、如何ですか?もし運がなければ、りなさんの美貌で結婚して、幸せ掴めば、良いと思います。如何ですか?私の提案です。次のユーチューブ動画楽しみに待ってますね。ごきげんよう。
先のコメントの補記です。今、りなさんが30歳なら、5年チャレンジしたら如何ですか?五年全力疾走し、もし成功しなければ、りなさんに優しく、浮気せず、しっかりと稼ぐ、家庭を守る魅了的な男性と結ばれるのが幸せの本道だと推察しますね。生憎、女性は35歳過ぎると老いて来ます。その前に理想の男性と結ばれるのが良策です。小説家デビュー果たせば、りなさんは自活生活続けられ、人生の展望は広がります。そのまま独身時代を謳歌しても良いですね!ロンドンにも住み続け、数年チャレンジできる今がチャンスです。以上私の提案です。りなさん、お幸せに。健やかにお過ごし下さいませ。ごきげんよう。