イギリスでハロウィーンは行われます。子どもたちが「Trick or treat!」と叫びながら、お菓子をもらいに家々を回ります。カボチャのランタンを作る人もたくさんいます。先週末、高級住宅街のハムステッドに行ったのですが、手間をかけたハロウィーンのデコレーションをしている家もたくさん。お金持ちは心と時間に余裕があるのでしょうね。このあたりは今週末くらいにアップロード予定のYouTubeビデオの映像を参照ください。
しかし、ロンドンに関しては東京と同じ。渋谷などのクラブで大人が仮装を楽しむイベントであるのと同様、ロンドンでも大人が子どもに返ってクラブやバーで楽しむ日です。
わたしの近所もロンドンですが、ザ・中心地から外れているからか、Trick or Treatと叫んでいる子どもたちを見かけました。しかし、家から出てきた人に「ごめん、お菓子はないよ」と言われて悲しんでいました。少し、聞き耳を立てていたのですが、おそらく宗教的な理由でハロウィーンのお菓子は準備しないというような感じだったようです。
ロンドンでは伝統的な子どもの行事としてのハロウィーンが廃れているのは、非常に移民が多いからだと思います。わたしの近所は特に移民が多いエリア。
そして、お菓子代も相当かかってしまいます。ロンドンから電車で30分以上離れた郊外だと、かなりハロウィーンが盛んで、大量にお菓子を準備しても、全部売り切れてしまうほどらしいです。貧しいエリアだと、そんな余裕がある人は少ないかも。イギリス人のファミリーは大きめの家を求めてロンドン郊外に住んでいる場合が多いので、そこまで離れると伝統的なハロウィーン風景が見られるかも。
ハムステッドをはじめとした生粋のイギリス人かつ裕福な人が多い地域だと、ロンドンでもハロウィーン文化があるのかも? いや、ないかも?