テニス

近況報告

天然芝コートでのテニス

今日は、わたしが日本で通っていたテニススクールのテニスコーチがロンドンにいています。まずは、一緒にアフタヌーンティーをしました。 The Ivyというイギリス料理のお店でのアフタヌーンティーだったのですが、内装も食事も非常に豪華絢爛。ロンドンでも屈指の高級住宅地にあるお店だからか、お昼からマダムだかジェントルマンだかが優雅にお茶をしていました。 スペシャルブレンドとアールグレイとローズバッドの3種類の紅茶をシェアしました。どれも美味しかった。サンドイッチやスコーン、それからスイーツは、相当にボリュームがあって、食べきれずに半分くらいはお持ち帰りしました。 その後はメインイベントのテニス。 人生初の天然芝コートです。日本にはほとんど存在しない幻の芝コート。「日本人に一生自慢できる」と話していました。ボールのバウンドが全く違います。スライスが相当に効果的なサーフェスです。 楽しすぎる一日でした。観光客の1日って地元民の1日よりもはるかに濃いです。自分が住んでいる街でも観光客のように1日1日を過ごすことができたら、相当に悔いのない人生を送れそうだと思います。
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同じスポーツでも、ルールが変われば、勝者が変わる

今日は、とてもいい天気でした。午後からQueen Elizabeth ParkのオープンバーでPC作業。ここ、月・火・水は17時までの営業、それ以外の木曜日以降は23時までの営業です。イギリスでは木曜日が華の金曜日なのです。いや、華の木曜日かな。 オリンピックが流されています 公園では、子どもたちが遊べる噴水があります。ここには、プレミアリーグのWest Ham Unitedの本拠地のロンドンスタジアムもあります。他にも、この間はMLBの試合が行われていましたし、あとはコンサートが行われていたり、イベントがたくさん開催されています。 それから、ナダルの試合を観ました。負けたのは残念すぎるけれど、entertainingな試合でした。滅多にダブルスは観ないのです。最後に観たのは、ウィンブルドンで適当に観戦したのを除けば、フェデラーの引退試合のナダルとのドリーム・ダブルスでした。今回もドリーム・ダブルスだから観戦したのですが、結果は同じ。 やはり、シングルスとダブルスでは、全く戦い方が違いますね。ボレーが非常に効果的。やっぱり、ダブルスのプロにシングルスのプロはかなわないのでしょう。同じス...
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6時間並んで待つ価値のあるもの

今日は、ウィンブルドンに来ています。今日も、と言ったほうが正しいかも。4回目のウィンブルドンです。今年、4回目。たぶん、今年は日本人で一番ウィンブルドンでの滞在時間が長い人間かもしれません(選手除く)。 ウィンブルドンはテニスの世界4大大会のひとつですが、並べば当日券が安価で買えます。超一流選手がプレーするセンターコートに入るためには、テント泊をしなくてはいけませんが、それでも前日の午前中に並びはじめれば、確実に(今年は)ジョコビッチやアルカラスを見ることができます。 わたしは、ひとりで観戦に来ているので、野宿をする勇気はないのですが、それでも連日6時くらいから並び始めて、会場内に入るチケットは入手できており、運良くセンターコートやNo.1コートでの試合も見ることができました。まあ、6時間ほど並んでいるのですが。このあたりに関しては、しっかりとした記事orレポートにまとめようと思います(気が向けば)。 センターコート。客席左が有名人が座るロイヤルボックス。 錦織や西岡の試合も観れました。彼らは日本では一流選手ですが、ウィンブルドンは各国の一流選手が集まるので、センターコートやNo.1コ...
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イギリス人の「できる」は信頼できない

わたしはテニスが趣味です。全仏オープンはナダルが初戦敗退して残念でしたが、白熱した戦いでした。決勝はすごかった。あ、ちなみに、イギリスでは基本的に「Roland Garros」って言います。「全仏オープン」という人はあまりいない(はず。※サンプル数不足)。 イギリスはウィンブルドンがあることもあり、テニスが盛んです。サッカーに比べたら全然ですが。パブでは全仏オープン決勝より、U20ワールドカップが優先されて放映されています。 テニスは、どちらかというと、経済的に余裕のある中年以上の人の趣味になっている模様。サッカーやラグビーができる若い年齢の人は、そちらに流れている印象です。 あと、テニスはまともに試合ができるようになるまでに、2年、3年を要します。わたしは、1年で試合デビューしましたが、これはわたしに才能があったわけではなく、効率的に上達したかったので、日本で通っていたテニススクールで週2のグループレッスンに加え、プライベートレッスンを受けていたからです。お金で時間を買いました。 「強く」なれるかは別として、知識と技術のあるコーチから直接コーチングを受ければ、ある程度までは練習時間に...
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相手を知りたかったら質問を工夫する

イギリスで「趣味はテニス」だと言うと、「自分もテニスが好きだ。今度一緒にしようよ」という人にそこそこ出会います。 でも、実際は、人生に5回未満のテニス経験値で、ジョコビッチとフェデラーを知っていて、ウィンブルドンの決勝を見るだけ、という人がほとんどの印象です。 そこで、最近は「Where do you get your racquet restrung?」と尋ねるようになりました。どこでガット張り替えているの、ていう意味です。 この質問にすぐに答えられたら、本当のテニス好きの可能性が大だと思います。 テニスをしに行って、コートで実は相手が初心者だった、と判明すると、お互いテニスは楽しめません。わたしはテニスがそれほど上手くないので、相手に教えることはできないし、ラリーが続かないだろうし、ルールやマナーを知らない場合も多いため、わたしも楽しめないし。 相手がテニス初心者でも気が合えば友達にはなるかもしれませんが、その場合は一緒にテニスをするのではなく、お茶の方がいいです。 ちなみに、この質問は実際にその答えが知りたかったりもします。 イギリスに来る前にガットを張り替えてきたのですが、そろ...
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イギリスのスポーツクラブとテニス事情

少し投稿の期間が空きました。普通に元気に生きています。 最近、スポーツクラブに加入して、テニスを週2、3くらいでしています。 筋トレはあまり好きではないのですが、テニスがしたかったので入会しました。テニスクラブがよかったのだけれど、良さげなテニスクラブはすべてウェイティングリストで空きが出るまで待たなければなりません。しびれを切らして、スポーツクラブに加入したというわけです。 スポーツクラブといっても、インドア4面、アウトドア4面もあります。そして、メンバーならば、テニスコート使い放題です。イギリスは雨が多いので、インドアコートは前もって予約しないと少し競争率が高いですが、時間を選ばなければ当日でも予約できます。アウトドアコートはいつでも空いています。 インドアは人工芝コート。オムニコートに非常に近い(はず)ので、プレーはしやすい しかし、同じスポーツクラブで一緒にテニスをしてくれるような人を見つけられていないので、テニスし放題の恩恵を受けられていない現状です。 なので、基本的にコーチング・セッションやソーシャル・セッションに参加しています。コーチング・セッションは日本のテニススクール...
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フットボールの才能があれば地の果てまでもスカウトが追ってくる

先日、プレミアリーグ関連の仕事をなさっている方とお会いしました。日本人です。 わたしはアレックス・ファーガソンが引退するまではマンチェスター・ユナイテッドのファンでした。ライアン・ギグス、ポール・スコールズ、ルイス・ナニ、アントニオ・バレンシア、チチャリート、このあたりが活躍していたときが好きでした。あ、ルーニーもいた。 4-4-2のユナイテッドの戦い方が好きで、トップ下の香川は不要だと思っていたので、彼の移籍には反対でした。日本は香川のユナイテッド移籍に沸いていたけれど、私は日本人だからといって、問答無用で日本人を応援はしません。侍ジャパンの試合も見ません。 ファーガソンが引退した後は、大学生になった時期と被ったこともあり、他に面白いことがたくさんあったので、フットボールに興味を失いました。 まあ、こんな話をして、これが理解できる日本人は、そこそこのフットボールファン、プレミアリーグファンであるわけです。三笘選手を応援しにブライトンに行く日本人とはちょっと違う。まあでも、このくらいの知識は同世代のイギリス人かつ男性だったら、9割方、通じるので、「常識」の範囲内のようですが。 ともかく...
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多趣味すぎて困ってしまう

わたしは趣味は何かと聞かれたら、テニス、アート(主に水彩画)、日本舞踊、読書と答えます。 しかし、イギリスに来てから、テニスもできて1、2週間に1回だし、水彩画はイギリスで水彩画用紙を手に入れてないので(Amazonで配達してもらえばいいのだけれど)中断中、日本舞踊のお稽古はほぼ不可能という状況です。 テニスクラブには入会申請しているのだけれど、ウェイティングリストに登録しなくてはならず、半年待ちと言われました。ATPトーナメントも開催しているような超有名どころのテニスクラブのウェイティングリストは10年待ちとかです。 今から申請しとけば40歳くらいで入会できそうですが、既存メンバーの紹介が必要だったり、とちょっと難しい。このあたり、イギリスの階級社会を感じます。テニスが超絶上手くなって、尊敬を勝ち得て、ハイソサエティの方々とお知り合いになるくらいしか道がなさそう。無理だあ。 公営のコートはハードやクレーが多く、しっかりと手入れがされていて、予約も取りやすいのですが、なにせ練習相手が必要です。女性プレイヤーで同じくらいのレベルで、そして予定が合う人なんてそうそういないので、テニス環境が...