TOEICがニンジンよりも大嫌い
わたしはコロナ禍の期間中、派遣社員と正社員になっています。この期間が人生唯一のOL生活でした。まあ、今後、OLになるかもしれないので、「人生唯一」かはまだ未確定ですが。 コロナがはじまって、フリーランスとして不安さを感じたとき、英語を使う仕事ならば手っ取り早く採用されるだろうと踏んで、とりあえずTOEICを受けました。 「英語ができます」「通訳やってました」と言っても、日本人の面接官は信頼してくれませんが、「TOEIC●●点です」と言うと信頼してもらえる。これは非常に不思議なことだと思います。 英語ネイティブのクライアントにTOEICの点数を聞かれたことはありません。資格がなくても、英語で話せば、相手の英語力がわかるからです。 それに、英語の母国語話者でTOEICを受ける人もいません。実際、片親が(英語圏出身でもない)外国人で、見た目が純日本人ぽくない方々が「英語ネイティブです」と言って仕事をもらう場合もあるようです。 東京で英語教師をしていたカナダ人の知人は、ケベック出身のため母国語はフランス語ですが、英語ネイティブと言って仕事をしていました。もちろん、カナダ人なので英語はそれなりに...