近況報告

舞台裏

『激動の時代を生き抜こう』動画の舞台裏?

今週、来年のイギリスの最低賃金が12.21になると発表されました。現在の為替レートであれば、最低賃金でも時給が2400円程度になります。 ウェブサイトから拾ってきた情報を元に、ChatGPTに表作成をコマンドしたのでミスがあるかも。そこは確認してません。 上の表はツイッターに投稿したのですが、ブログにもしておきます。イギリスの最低賃金は15年で約2倍に、日本は約1.5倍になっています。しかし、円安が続いているため、円換算(もしくはポンド換算でも)するとかなりの差が開いています。 最低賃金ですらこれだけの開きがありますが、さらに専門職や正社員となると、さらに大きな開きがあります。激動の時代ですね。 今回の動画は、もともと『鹿児島とイギリスの縁』みたいな動画の原稿を書いていたんです。でも、それを書いているときに、少し前に読んだ脳科学者の中野信子さんの書籍『シャーデンフロイデ』に、ミシガン大学の研究と薩長の合理的決断について言及されていたことを思い出して、脳科学的な観点から最終結論を語ろうかなと思っていたら、かなり原稿が長くなってしまい、はたまたデモが行われていたので、完全に原稿を分けること...
近況報告

イギリスのハロウィーン

イギリスでハロウィーンは行われます。子どもたちが「Trick or treat!」と叫びながら、お菓子をもらいに家々を回ります。カボチャのランタンを作る人もたくさんいます。先週末、高級住宅街のハムステッドに行ったのですが、手間をかけたハロウィーンのデコレーションをしている家もたくさん。お金持ちは心と時間に余裕があるのでしょうね。このあたりは今週末くらいにアップロード予定のYouTubeビデオの映像を参照ください。 しかし、ロンドンに関しては東京と同じ。渋谷などのクラブで大人が仮装を楽しむイベントであるのと同様、ロンドンでも大人が子どもに返ってクラブやバーで楽しむ日です。 わたしの近所もロンドンですが、ザ・中心地から外れているからか、Trick or Treatと叫んでいる子どもたちを見かけました。しかし、家から出てきた人に「ごめん、お菓子はないよ」と言われて悲しんでいました。少し、聞き耳を立てていたのですが、おそらく宗教的な理由でハロウィーンのお菓子は準備しないというような感じだったようです。 ロンドンでは伝統的な子どもの行事としてのハロウィーンが廃れているのは、非常に移民が多いからだ...
近況報告

ロンドンじゃないと海外生活できないかもしれない問題

最近、うどんにはまっています。うどんは元々好きなのだけれど、最近のうどん好きは異常で、ほぼ毎日うどんを食べています。もちろん、自炊しています。丸亀うどんはロンドンには至る所にありますが、うどん1杯に12ポンドは出したくない。うどん1杯2400円っておかしいです。2回ほど行きましたが、日本の丸亀うどんの方が美味しいです。というか、わたしははなまるうどん派でした。 うどんは自炊するなら、3人前で4ポンド出せば絶対に買えます。自炊しているといっても、茹でるだけ、もしくはチンするだけですが。ロンドンだからこういう食材が手に入るけれど、他の国だと非常に手に入りづらい。海外生活の難しいところです。 焼きうどんが好きで、けっこう作っています。野菜たっぷり、お肉たっぷり。いろいろアレンジできるし、かけうどんも煮込みうどんも、冷やしたうどんも美味しい。 最近、もしかするとお米よりも麺が好きかもしれないと思いはじめました。わたしはふりかけはそれほどかけないので、おかずorメインディッシュが美味しくないと、お米を楽しめないのです。ステーキには絶対にお米で、パンとかマッシュポテトは考えられないけれど、パンやマ...
近況報告

2ヶ月前にできなかったことが、できるようになる

今日は、はじめてMelton Mowbray Pork Pieという謎のイギリスの伝統料理を食べてみました。といっても、スーパーで見かけて、買ってみただけ。 こういう、未知の領域が日常に溢れているのが海外生活の醍醐味、そして苦しみです。なぜ苦しみかって、それは食べ方も味もわからないから。豚肉(pork)ということしかわかりません。パイ(pie)って書かれているけど、シェパード・パイやコテージ・パイという料理は、ビーフやラムの挽肉をマッシュポテトで覆った料理。「このpieって単語、どこから来た」って感じです。だから、信頼ならない。ヨークシャー・プリンも、プリンではない。 Melton Mowbray Pork Pieのお味は、塩味の効いた豚肉の塊が入った揚げ物って感じです。かなりお腹にたまるので、観光でお腹が空いたら食べてみると腹持ちがいいかも。 話は変わりますが、少し前に、ChatGPTのニューモデルGPT o1がすごいという話を書きましたが、それにGPT 4oでは解けなかった、あの難問を解かせてみました。 7,7,3,3,の4つの数字がある。どんな順番でも良いから、これらを全部使って...
近況報告

生産性は時間に比例しない

金曜は始めてポルトガル料理を食べました。大学の先輩に「日本人の口に合うから」と連れていってもらったのですが、とても美味しかった。 大きなタコの料理が良い感じに塩味が効いていて美味でした。それから、シュラスコみたいなビーフの串刺しも美味しかったし、バケツみたいなのに入ってサーブされた海鮮リゾットは、エビ・イカ・ムール貝・アサリがたっぷり入って、食べ応え十分。リゾットは全然食べきれなかったので、お持ち帰りして、翌日も美味しく食べました。このお店にはあと3回くらい行きたいです。 土曜はチジックに行きました。てくてく道路を歩いていると、道路が冠水していて歩けなくなっている。これでいいのか、ロンドンのインフラ。 テムズ川と道路が完全に一体化しています。危ない危ない。 日曜はカナリーワーフに行きました。ここはやっぱり東京の品川か丸の内あたりを彷彿とさせるので、一番落ち着く。何が一番いいかって、東京駅みたいな感じで地下にショッピングセンターが広がっているのですが、空調がちょうど良いのです。ロンドンは夏は空調が効きすぎていて寒いし、冬は暖房が効いていなくて寒いしで、もう寒さとの戦い。たぶん北ヨーロッパ...
近況報告

リナを探せ!

昨日は日本人のお友達R氏とパブでおしゃべりしました。少し騒がしいパブだったので、今日は、YouTube動画のボイスオーバーの録音をしようと思っていたのですが、声が枯れ気味になっていました。そこで、先月、日本からのお土産にもらっていたのど飴を舐めて、回復。「さあ、撮影しよう」と思ったら、今度は大家とハウスキーピングをしている彼女のuncleが来ました。英語なのは、「伯父」か「叔父」かわからないので。キッチンか廊下で話しているのですが、非常に声が通る。 一昨日、天気がよくはないけれど悪くはない日にHighgate付近に行って動画を撮っているので、ボイスオーバーを撮れば動画編集が始められるのですが、残念。大家さんたちが帰るのを待っています。静かで天気に左右されないような場所に住んだら、もっとYouTubeチャンネルを更新できるのですが——。 最近は、もう開き直って、本当にイギリスらしい天気の悪い日に動画を撮って、それを使おうかなとも思っています。それがリアルな発信なのかなと思い始めました。今日はとても天気がいい。明日も天気がよさそうです。 そして、明後日は日本をテーマにしたフェスティバル・J...
近況報告

人生を変えた食べ物

今日は、完全にオフだったので、YouTube動画を作っていました。夏に撮影したフッテージの総集編的動画を作っています。早ければ、2、3日以内に完成するかも。 そして、最近はまっているのが、double Cream。英語でcreamは基本的に生クリームを指すようですが、double creamはそれを濃厚にしたものです。そして、イギリスではギリシャヨーグルトレベルの固さになるくらい濃厚なextra thick double creamというのものが売っています。これには人生を変えさせられてしまいました。 ホイップをしなくても、そのままでクリームとして濃厚な味わいを楽しめます。日本でも月に1回くらい濃厚な生クリームを買って、無糖でホイップして、そのまま食べていましたが、濃厚さがその比ではない。ヨーグルト食べるようにして、double creamを食べられます。 ウィンブルドンの名物でもあるstrawberries and creamに代表されるように、イギリスにはフルーツに生クリームを添えて食べる文化があるようです(と勝手に解釈している)。本当に美味しい。この話をバイト先の日本人にしたら引...
近況報告

天然芝コートでのテニス

今日は、わたしが日本で通っていたテニススクールのテニスコーチがロンドンにいています。まずは、一緒にアフタヌーンティーをしました。 The Ivyというイギリス料理のお店でのアフタヌーンティーだったのですが、内装も食事も非常に豪華絢爛。ロンドンでも屈指の高級住宅地にあるお店だからか、お昼からマダムだかジェントルマンだかが優雅にお茶をしていました。 スペシャルブレンドとアールグレイとローズバッドの3種類の紅茶をシェアしました。どれも美味しかった。サンドイッチやスコーン、それからスイーツは、相当にボリュームがあって、食べきれずに半分くらいはお持ち帰りしました。 その後はメインイベントのテニス。 人生初の天然芝コートです。日本にはほとんど存在しない幻の芝コート。「日本人に一生自慢できる」と話していました。ボールのバウンドが全く違います。スライスが相当に効果的なサーフェスです。 楽しすぎる一日でした。観光客の1日って地元民の1日よりもはるかに濃いです。自分が住んでいる街でも観光客のように1日1日を過ごすことができたら、相当に悔いのない人生を送れそうだと思います。
近況報告

言語の壁は大きい、そして、その他の壁も。

わたしのYouTubeチャンネルには、日本語の動画も、英語の動画もあります。英語の動画には日本語字幕をつけています。しかし、これが上手く機能していないと感じる今日この頃です。 英語と日本語には、言語の違い以上に、それを話す人たちの違いが存在します。つまり、視聴者の性質が異なる。よって、翻訳したからといって、それが意図した意味で伝わるとはかぎりません。 例えば、わたしが「ウィンブルドンに行きました」と言ったとします。英語か日本語かは問題ではありません。これを聞いた人が、①ロンドンに住んでいる人ならば、単にウィンブルドン地区、またはウィンブルドン駅周辺に行ったのだと思うでしょう。一方、②テニス好きのロンドン在住者で、かつわたしがテニス好きだと知っていたら「最近、ウィンブルドンのあのあたりでテニスでもしたのかな」なんて思うかもしれません。ウィンブルドンのあたりにはテニスコートがたくさんあります。しかし、③7月上旬ならば、十中八九、ウィンブルドンのAll England Tennis Clubで開催されている世界四大テニス大会のひとつを観に行ったのだなと思うはずです。そして、④日本人のテニス好...
Q&A

Q&A: 頑張ってイギリス生活を続けて欲しいのですが、ここまでして、イギリスに住む、絶対的な理由があるのでしょうか?

まず、とりわけイギリス生活を頑張っているつもりはないです。日本にいるときの方がストレスは強かったので、そういう意味では日本に住んでいたときの方が「頑張って」いましたね。 そして、イギリスに住んでいるのは、渡英を決意した段階から現在においては、居住国としてイギリスが自分にとって最良のオプションだったというだけです。そのため、さらによいオプションが現れたり、状況が変われば居住地も変わると思います。 少なくとも日本ではないですね。旅行したり帰省したりするには最高の国だと思いますが。あと、老後もいいかもしれませんが、わたしが60歳とかになる頃の日本が現在と同じような日本であるとは思えないので、このオプションはないかもしれません。 時代は常に移り変わっています。様々な仕事がオンラインでできるようになり、地の利というものも存在しなくなりつつある。そういう時代に、変化を恐れない国、適応力が高い国は、フリーランスビザやノマドビザなどといったものを発給したりもしています。そういう国に移り住む可能性は大いにあります。先日も、ドバイに住んでいる友人にメッセージを送りました。 そして、イギリスは変化に対応でき...