ロンドンの夏は最高 (動画の舞台裏的な話)
新しいYouTube動画を投稿しました。実は昨日投稿したのだけれど、一旦削除して再投稿しました。というのは、動画内で使っている音楽の著作権に引っかかってしまったからです。でも、使用していた音楽はライセンスを持っているものを使用していたので、腑に落ちなかったのですが、再投稿したら、引っかかりませんでした。うーん。
というわけで、今日は、動画のビハインド・ザ・シーン的なことを書いてみたいと思います。
ロケ地
冒頭はロンドンのどこかのテニスクラブです。あとは、この夏に撮り溜めしたフッテージの寄せ集めと、去年の8月末のオランダ旅行です。
去年、オランダ旅行をした際には、vlogを作ろうと思ってたくさん動画を撮っていたのですが、ロンドンに住みはじめたばかりで、楽しいことや大変なことがたくさんあって、なんやかんやしているうちに冬になってしまい、夏の動画を投稿するのには季節はずれだなあと思って、忘却の彼方に押しやられてしまっていました。
今回、話したい内容を書いていて、「ああ、そうだ、オランダ旅行のときの映像を使おう」と思い立ったわけです。オランダ旅行で行ったのは、アムステルダムとハーグ、あとは世界遺産の風車群のキンデルダイクです。ロッテルダムにも行ったけれど、少しつまらなかったので、全くフッテージは使いませんでした。
オランダ旅行
キンデルダイクでは、風車の中に入れました。風車は居住施設なので、ベッドがあったり、キッチンがあったりしますが、狭い。天井が非常に低いので、わたし程度の身長でも頭をぶつけないようにするのが大変。よって、世界一平均身長が高いらしいオランダ人は相当大変なのではないでしょうか。階段はなく、梯子です。落っこちそうで怖かった。でも、風車内部の見学は非常に興味深かったので、一見する価値ありです。
ハーグはアムステルダムよりも好きです。オランダの政治と行政の中心地です。ビーチが綺麗で、アムステルダムのように観光地観光地していなくて、マリファナの匂いもしない。オランダに住むならばハーグに住みたい。アムステルダムは観光地以外ならば住めるかな。
一方、経済の中心はアムステルダム。アムステルダムの運河とその街並みはとても綺麗です。風俗街はともかく、すべてが絵になる。ワイン飲み放題、チーズ食べ放題の運河ツアーに参加しました。正直、わたしはブリティッシュ・チーズとスイス・チーズとダッチ・チーズの違いがわからないのだけれど、チーズはとても美味しかったです。拷問博物館とかマリファナ博物館とか、あとは国立博物館にも行きましたが、その映像は動画には使いませんでした。レンブラントの『夜警』もよかった。
オランダ人は英語が非常に堪能です。絶対的に通じます。まあ、それもそのはず。最近オランダ語を少しかじってみたのですが、非常に簡単。文法が英語と非常に似ているし、英語と綴りがほとんど同じ単語もあるので、非常に簡単に思えるし、英語のようにスペルと発音が一致しないこともほとんどない。英語よりも首尾一貫している「良質」な言語だと思います。「g」や「ch」の発音だけは非常に難しいですが。
オランダ旅行について、詳しく知りたい方(がいるのかな?)は、わたしの1年前のブログを参照してください。何を書いたか忘れましたが、何かは書いていたはずです。
グラスコートでのテニス
グラスとは英語で「硝子」のことで、グラスコートはガラスでできたコートです。
なんて面白くない冗談はさておき。Glassではなく、grass(芝)です。そう、イギリスにはそこそこグラスコート、またの名を天然芝コートがあります。グラスコートでテニスができるというすごさは、テニス好きにならわかってもらえるのではないでしょうか。
今回は、ロンドンの中心地から少し離れたテニスクラブのグラスコートでテニスをしました。会員制なので、会員と同伴でないとテニスができません。テニスを通して知り合った日本人の方にセッティングしていただきました。わたしは、このテニスクラブへの入会を虎視眈々と狙っているのですが、もう1年以上キャンセル待ちです。
グラスコートは管理が大変なので、イギリスにもそう多くはありません。でも、たぶんウィンブルドンがある関係で、ロンドン郊外に多い印象です。ウィンブルドンに出場する選手が練習しないといけないですからね。
でも、やはり主流はハードコート、そしてその次に多いのはレッドのクレーコートです。たまに人工芝コートもありますが、土が入っていないからおそらくオムニではない。
天然芝コートは日本ではほとんど幻なので、天然芝コートでテニスをすることができるのはかなりの僥倖。もう楽しすぎました。でも、動画の通り、サーフェスに慣れず、これにアダプトするのは大変そうです。
移動式遊園地
ロンドンには大きな公園がたくさんあるのですが、このような公園には時々、移動式遊園地がやってきます。3アトラクションで25ポンドとかだったかな?
でも、動画内の映像にあるとおり、非常に怖そう。わたしはジェットコースターは大丈夫だけれど、その他の浮遊系アトラクションは無理です。移動式遊園地にはジェットコースターはありません。よって、近所の公園に移動式遊園地が来たとき、行ってみたのですが、見ただけでした。なぜ人はお金を払って怖い思いをするのだろう。
そして、移動式遊園地のアトラクションは全部、組み立て式なんですよね。トラックとかが運んでやってくるわけです。物理学に基づいて設計されてはいるのだろうけれど、移動式遊園地のアトラクションには命の危険を感じます。
子供の頃に、ダレン・シャンというファンタジー小説が好きだったのだけれど、その第一巻は移動式見世物小屋が街にやってくるところから始まります。イギリスらしい小説ですね。ハリーポッターよりはるかに好きです。
Pie and Mash
多国籍料理が美味しい、云々と動画内では申し上げておりますが、動画の中で食べているものの4割くらいはイギリス料理です。なんだかんだ、わたしはイギリス料理が好きなんですよね。
あと、多国籍料理を食べに行くのは、それほど親しくない人とが多いので、そういう人と食事をするときには動画は撮りません。映像内で食べているものはそれなりに仲良くなった人と食事をしたときの映像です。
マッシュポテトが大好きなので、マッシュポテトにパイやソーセージをのせたpie and mashやbangers and mashは大好きです。
あとは、アフタヌーンティーの動画も少し。もっとたくさん載せたかったのですが、一緒に行った方の個人情報保護のために、少ししかあげませんでした。
カジノ
イギリスはカジノが合法化されているので、繁華街にはそれなりにたくさんカジノがあります。カジノの中には2回だけ入りましたが、カジノのバーでのんびりしただけで、実際にプレーはしていません。単純にプレーの仕方がわからないのと、ルールを知っているポーカーとかでも勝てる気がしないので。正直者だからブラフは苦手なのだ。
中の様子も動画を撮っていたのですが、撮影禁止であるような気もするので、YouTube動画内に載せるのは控えておきました。
カジノは中国人が非常に多いですね。高級レストランにも多いです。中国人の経済力には目を見張るものがあります。
あとは、街の至る所にbetting shopがあります。日本語では何て言うんでしょうね。賭け事ショップ? (そのままだけど)主に、スポーツの試合に賭けるらしいです。こちらには中に入ったことはありません。
あとは、lotteryも多い。宝くじとかロトのようなやつです。友達にクリスマスの遊びでもらって、数ポンド当たったロトのカードを持っているのですが、引き換え方法がわからなくて、まだ家のどこかに眠っています。
大学のイベント
イギリスには名門大学が多いですが、このような大学はイベントを頻繁に行っていて、その多くが無料です。有名なゲストスピーカーを招いたものも無料。大学としては、これで寄付を集めようという魂胆があるとは思いますが、それでも日本の大学とは規模と財力が違うなと思い知らされます。
というわけで、以上ビハインド・ザ・シーンでした。次の動画は何について話そうかなあ。感想もお待ちしております。
人生を変えた食べ物
今日は、完全にオフだったので、YouTube動画を作っていました。夏に撮影したフッテージの総集編的動画を作っています。早ければ、2、3日以内に完成するかも。
そして、最近はまっているのが、double Cream。英語でcreamは基本的に生クリームを指すようですが、double creamはそれを濃厚にしたものです。そして、イギリスではギリシャヨーグルトレベルの固さになるくらい濃厚なextra thick double creamというのものが売っています。これには人生を変えさせられてしまいました。
ホイップをしなくても、そのままでクリームとして濃厚な味わいを楽しめます。日本でも月に1回くらい濃厚な生クリームを買って、無糖でホイップして、そのまま食べていましたが、濃厚さがその比ではない。ヨーグルト食べるようにして、double creamを食べられます。
ウィンブルドンの名物でもあるstrawberries and creamに代表されるように、イギリスにはフルーツに生クリームを添えて食べる文化があるようです(と勝手に解釈している)。本当に美味しい。この話をバイト先の日本人にしたら引かれました。まあ、脂質の取りすぎには注意します。
日本にあってイギリスになくて恋しくなる食べ物(その筆頭は男梅)はいくつかありますが、その逆はないと思っていました。クッキーはどこにでも売っていてとっても美味しいけれど、イギリスのほうが若干安くて種類が豊富というだけで、日本でも食べられるし、マッシュポテト料理も高級なホテルとかに行けば食べられます。その他にも美味しいと思う食べ物はあるけれど、恋しくなるほどではない。でも、double creamは恋しくなるかもです。
英語圏の家族が仲がいい理由?
今日は、ボードゲームカフェに行きました。ボードゲームをしながらお酒や軽食が楽しめる場所です。
たくさんのボードゲームがありましたが、2人で行ったのですが、2人用はあまり種類は多くなかったです。そして、適当にパッケージだけを判断材料に、面白そうなボードゲームを3つ選んでやってみましたが、1つ以外はルールが複雑すぎて、ルールを理解するのに断念しました。しかも英語でルールブックを読まないといけない。イギリス人のお友達A氏と行ったのですが、ネイティブでもルールの理解は難しいようでした。チェスはあったけれど、将棋はなかった。将棋があったらプレーできたのになあ。
ボードゲームカフェは、4人くらいで知っているゲームを楽しむために利用するのがいいと思います。Catanが一番人気なようでした。
Catanは大学生の時にカナダに行ったとき、何度かやったことがありますが、もうルールを忘れてしまいました。でも、そこそこ面白かった記憶があります。
日本にはボードゲームをする文化はあまりないですよね。でも、英語圏では家族や友人と家に集まってボードゲームをする人は結構多いようです。
最近、日本人の数名と、日本人にとっての「仲のいい家族」はイギリスでは普通である、ということを話していました。週末に親子や兄弟で食事をしたり映画に行ったりする人が多いです。ボードゲームをしたりもします。ボードゲームそのものが面白いので、家族で集まればno matter what楽しい時間を過ごせます。それに友達4人より、家族4人のほうが集まりやすいですしね。
英語圏のボードゲームは、運要素が大きいボードゲームが多い印象です。サイコロを使ったりするやつです。日本のボードゲームの将棋や碁は、プレーする前からプレーヤーのレベルで勝敗がほぼ確定していますからね。負ける人は負け続けてしまう。楽しい時間が約束されません。
お正月に家族と団欒しても、もう福笑いとか百人一首とかしないでしょうし。百人一首もプレーヤーのレベルが完全に勝敗に反映されますね。人生ゲームとかいうのが昔ありましたが、まだやる人はいるのだろうか。
カナダに行ったときに、たくさんのボードゲームを試して、楽しかったので、大学生の時は、日本でもPictionaryを買って、友達を家に呼んで遊んでもらっていました。これは楽しく英単語が学べます。全員日本人でも、英単語を調べつつ、楽しく遊んでいました。ボードゲーム版でなくてもアプリでも楽しめます。
でも、社会人になったら、外でご飯を食べることが多くなって、ボードゲームからは遠のいてしまいました。時間の無駄だけれど、無駄な時間が楽しい時間だし、人との絆を深めるのだとは思いますが。
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