わたしはウェブサイトを10個くらい運営しています。というか、独自ドメインを5つくらい取得して、複数のウェブサイトを運用しています。
10個くらい、5つくらい、と数字が曖昧なのは、ウェブサイトが軌道に乗らない場合、ドメインやウェブサイトの更新をストップするからです。なので、現在、いくつのドメインを取得しているか、いくつのウェブサイトを立ち上げているかは不明です。数えていません。
ドメイン費用なんて年額数千円なので、そのままキープしてもいいのですが、節約は大切です。不要なものは手放した方がいい。
メインで更新中のサイトは2つあって、ひとつはlinas-journal.comのドメインで運用しているウェブサイト群。日本語では、おなじみのLina’s Journal 日本語版というウェブサイトです(おなじみなのか?)。
このLJ日本(長いので省略)で今年7月から書いていたブログを、新しくサブドメインを設定して、独立させました。
理由は、もっと更新頻度を高めたいので、SEOとか体裁とか文体とか余計なことを考えずに、更新したいと思ったから。
なんか気になっちゃうんですよね、文章のトーンとか、だ・であるorですます調で統一しなきゃとか、文法や言葉の乱れとか、ら抜き言葉とか、個数の数え方とか、和語orカタカナ語orEnglishとか(職業病かな)。
あと、LJ日本は、私個人の日常を発信するために創設したウェブサイトではないので、ウェブサイトのコンセプトと、ブログで更新している内容が、少し相容れないんですよね。
LJ日本は真面目に仕事として書きますが、こちらはわたしの日常や近況報告といったライトな内容を投稿していきます。
あと、英語でもブログを書きたかったので、ブログはブログだけでまとめたかったというのもあります。そのため、バイリンガルサイトにしました。英語の更新頻度は少なめです。理由は、英語での執筆速度が、日本語の執筆速度の8倍くらいだからです。
ただ、困ったことに、わたしのファンには外国の方が多いのであります(困っているのか?)。そして、ありがたいことに、わざわざGoogle翻訳とかで読んでくれているようなのでありまする。
というか、わたしは今イギリスに住んでいるので、日本人のわたしは外国人であり、となるとイギリス人は私から見ると同国人なのかしら? なら、日本人が外国人? ん? (混乱中)
ロンドンでの暮らすことに関して、イギリス人に “I still feel like I’m a foreigner(まだ外国人だと感じる)”と言ったら、”You will always be a foreigner(あなたは永遠に外国人だよん)”と返されました。そりゃあそうだあ。
ならば、異国に住むわたしにとっては、日本人もイギリス人もこの地球上の全員が外国人ってことなのか。ならば、地球外生命体は? 宇宙人? いや、地球も宇宙の一角だぞお。
まあ、それは置いておいて。
Lina’s Journal 英語版は、完全にLJ日本とは独立している別々のウェブサイトなので、ブログ部分だけバイリンガルサイトとするわけにはいきません。バイリンガルサイトを装っているけど、ただ相互にリンクしているだけです。
というわけで、ブログだけ独立させた「さしも草」というサイトを立ち上げました。
さしも草は、ヨモギのことですね。道ばたに生えている草です。イギリスでは見かけません。たぶん。
なぜ「さしも草」と命名したのかというと、よもぎ餅が好きだから。ではなく、藤原実方の歌からの引用です。小倉百人一首にも選出されている有名なやつです。
かくとだに えやは伊吹の さしも草
『後拾遺集』恋一・612
さしも知らじな 燃ゆる思ひを
この歌、わたしの好きな和歌トップ5には入ります。
これほど技巧を駆使して情熱を伝える恋歌はないのではないでしょうか。一生に一度でいいから、こんなラブレターを送られてみたいものです。
藤原実方は光源氏のモデルのひとりとも考えられており、清少納言と交際していた可能性もあるのだとか。プレイボーイだったようです。誰のことを思って詠んだのかしら…
わたしも実方に劣るとも勝りそうなくらいの文筆家になりたいと思っての命名です。
というわけで、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
コメント
お着物姿、深々とお辞儀なさっているスナップというのが素晴らしいですね🍀
お着物の色合いも素敵🫶
文才あふれるりなさん、応援しています。
ありがとうございます。ブログ更新の励みになります!