サマータイムが始まる日は心臓発作が増加する

そこそこ忙しい週末でした。

土曜日は稲門会の交流会でお会いしたY氏のお宅のBBQに招いてもらいました。参加者は10人くらいで全員が日本人です。ロンドンで知り合う過半数は日本人ですが、面白い方が多くて交流を楽しんでいます。

Y氏のBBQにお誘いいただくのは2回目で、非常に美味しいお肉をいただきました。びっくりするくらい柔らかい肉なのです。

イギリスでは美味しい肉はbutcherで買うものです。わたしはbutcherでお肉を買う勇気がないので、まだ未経験です。こういうところは小心者なんだよなあ。

とりあえず、スーパーのお肉で我慢しています。イギリスのスーパーのお肉は全体的に日本のスーパーより少しクオリティで劣ります。質より量というポリシーみたいです。

しかし、どうしても我慢ならないのは、薄切り肉が売っていないこと。ブロック肉やステーキ用、それにミンチしか売っていないんですよね。アジア系のスーパーに行けば、冷凍された薄切り肉は売っていますが、味が悪い。

そして日曜。生物学的父親の訃報が入りました。ゲノムを共有している以外、全く面識がなかった亡父ですが、亡くなったのは4ヶ月も前のことらしく、それまで生物学的実子であるわたしには音沙汰なしでした。

考えられる理由としては、亡父の家族はわたしの存在を知らなかったのではないかということ。それ以外に、何か考えられる可能性があるか、詳しい方がいたら教えてください。

とりあえず、司法書士と話さなければならないのですが、イギリスに住んでいるし、時差もあるし、少々大変そうです。

時差といえば、イギリスではサマータイムが終了しました。なので、日本との時差は8時間から9時間になります。

午前2時に時計を1時間遅らせる仕組みらしいです。多分、スマホの時計は自動的に切り替わっている(はず)。今日の予定も滞りなく進んだので、たぶんそう。

昨日は日付が変わってから眠りについたのですが、7時前にすっきり目覚めました。たぶん、いつもより1時間多く眠っているからだと思います。

そして、サマータイムが終了する日は、心臓発作の件数が減るようです。一方、サマータイムが始まる日は、心臓発作や交通事故の件数が増えると報告されています。1時間、睡眠時間が短くなっただけで、人間の体は非常に大きな影響を受けるようです1

睡眠をしっかり取るのは大切です。睡眠に関する本で、現在までの既読本で一番の良書はコレ。

日本もサマータイムを導入してほしいとわたしは思います。わたしは朝にも夜にもどちらにも強い人間ですが、どちらかというと朝の方が仕事がはかどります。なので、朝が早いほうが嬉しい。

日本社会は朝型には向かない仕組みです。深夜の残業では本当に頭が回らなかった。だからといって、受験勉強をしていたときみたいに、夜10時に寝て、朝5時に起きて勉強するというようなこともしにくい環境です。

また、夜型の人にとっても、会社や学校が朝早くにはじまる場合、非常に生きづらいかもしれませんね。

たしか、朝型や夜型というのは遺伝的に決まっていたはずです。進化生物学的観点からも、ヒトが朝型と夜型に分かれていた方が合理的であると考えらています。これらをどこで読んだか忘れちゃったけど。

イギリスは、夜遊びをしないなら、朝型の人が暮らしやすい社会ですね。カフェとか6時とか7時からオープンしています。夜は残業がない人が多いですし。

朝型も夜型も得をしない日本社会は何なのだろう。うーん。

Lina (ライター)
早稲田大学卒業後、新卒でフリーランスライターとして活動をはじめる。現在はライター業に専念しつつ、ブログやYouTubeでも情報を発信中。 ロンドン在住、鹿児島出身。趣味はテニスと史跡巡り。
  1. マシュー・ウォーカー『睡眠こそ最強の解決策である

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