年末年始をどう過ごそうか迷っているので、イギリス人に「イギリスの典型的な年末年始の過ごし方ってどういう感じ?」と質問している毎日です。
日本で年末年始を過ごしたことがあるというイギリス人がこう言いました。
イギリス人「イギリスの大晦日は日本と同じだよ。クラブやバーに行って、お酒を飲む」
りな「同じか…?」
東京に10年住んでいたけれど、大晦日にパーティに行ったことはありません。たしかに、六本木や渋谷のクラブやバーではカウントダウンとかして盛り上がっていることでしょう。でも、それは東京の一部の地域の非常に一部の人たちだけです。
たぶん、鹿児島ではほとんど皆無なのではないでしょうか。
東京の人口密度が異様で、もし大晦日にクラブに行く人が人口の0.1%だとしても、それでもかなりの人数になります。東京の人口の0.1%は約1万4000人ですからね。1万4000人が限られた渋谷や六本木のクラブに集結したら、それはすごい人混みになります。千葉や神奈川、埼玉県民を含めると、さらに人数は膨れ上がるでしょう。
このような、日本に対する誤解をしている人たちと話すとき、訂正するべきか、流すべきか。基本、流していますが、流すことで肯定していると思われるのもなんか違うので、最近、これが少し面倒に感じています。まあ、流しているんですけれど。
まあ、よく聞かれる質問や神話に関しては、英語のブログで更新することにします。
りな「日本の大晦日についてブログを書いてるから、これ読んで(名刺を渡す)」
これでいいのかも。
「クリスマスにKFC」についても言及しましたが、他にも日本に旅行したくらいの人が日本について話しているとき、「なんか違うんだよなあ」と純日本人のわたしは思うのです。畳の部屋で暮らしたことないし、日蓮宗の教えとか知らないし、着物も滅多に着ません。
でも、お寿司は食べるし、お箸は上手に使えるし、三箇日のどれかは神社に行きます。おみくじは引きませんし、お守りも買いません。お賽銭は100円程度入れますが、これは祈願料(?)というよりは、神社の維持費・人件費として役立てて欲しいと思うからです。小銭が10円くらいしかないときは、10円だけ入れます。ごめんなさい。
でも、ご縁があるように5円を入れる人が多いようですね。11104円の小切手を入れる人もいると聞いたことがあります。小切手って日本でも使っている人いるんですね。
イギリス人の皆が「クラブやバーに行って、お酒を飲むのが大晦日」だとおっしゃっていますが、これも、若者かつ都市部に住む外交的な一部のイギリス人に限定されると思います。
イギリスのクラブにはまだ一度も行っていないので、イギリスのクラブにはおじいちゃんやおばあちゃんがたくさんいる可能性は否定はできませんが。でも、パブにはたくさんいますね、おじいちゃんやおばあちゃん。パブって居酒屋って理解でいいのかしら。
コメント
ブログ拝見しました。大晦日、新年、イギリス滞在時は、家族と過ごしてました。ドイツ滞在時は、大抵、フランスに出かけ、美味しい食べ物頂きました。東京では、夜出かける人もいるでしょうが、それ程多くの人がクラブに行くとも思えません。イギリス人はよく誤解している人いますが、それはそれでそういうものと割り切っていました。りなさんはよく考える方なので、take it easyと考えながすのも、時には、良いと思います。興味深いブログありがとうございました。