大晦日の過ごし方は国によって異なるけれど、人生に経験できる大晦日は多くても人生で百数回

大晦日のプランをなかなか決められなかったのですが、結局、バーで行われた手近なパーティに参加し、それから花火を見に行きました。

花火は15分くらいで終了。隅田川花火大会の10分の1くらいの規模でした。凝縮された15分間という感じです。でも、これでいいのだろうなと思います。打ち上げ数が多かったり打ち上げされている時間が長かったりすることが、必ずしもいいこととは限りません。

でも、ひとつ疑問に思うことは、日本の花火大会は夏です。ロンドンでは冬(夏もあるかも?)。なぜ、季節のいい春とか秋に花火大会をしないんでしょうね。隅田川花火大会では汗だくだったし、昨日は寒かったし。花火を見ることは何かの試練、または修行なのでしょうか。

来年はどこで大晦日を迎えているのだろうか。再度ロンドンか、イギリスのどこか別の場所か、ヨーロッパか、アフリカか、日本か——。

大晦日の過ごし方は、国によって異なります。地域によっても異なります。ロンドンの大晦日はパーティと花火が名物ですが、イギリスの他の地域では異なると思います。

人生で大晦日を経験できるのは多くて百数回。地球上には200以上の国があるので、毎年、異なる国や地域で大晦日を過ごしても、すべてを経験することはできません。

ロンドンに住んでいる人がロンドンの大晦日のすべてを知っているかというとそうでもありません。ロンドンには数え切れないほどのパブがあって、数え切れないほどのパーティやイベントが開催されています。

最近、ロンドン塔とウェストミンスター寺院に行きました。どちらも入場料が非常に高いです。そのためか、ロンドンの地元の人たちはあまり入場したことはないようです。

でも、わたしも東京に10年住んでいたのに、スカイツリーに上ったことはなかったし、東京タワーに上ったのは小学生の頃の東京旅行のときです。築地市場には行ったことがありません。

観光地に関して言えば、観光客のほうが地元民よりも詳しいかもしれません。

このように、いくらすべてを知ろうとしても、すべてを知ることはできないし、いくらすべてを経験しようとしても、すべてを経験することはできない。

でも、無数にある可能性の中からできるだけ多くのことを経験することはできる。

だから、一日一日を大切に生きる。これがわたしの新年の抱負です。

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